[墨田区図書館]
「子どもを本好きにする10の秘訣」>「世界・社会」で紹介された本。
でも今回借りてきたのは、図書館で見かけたからだったかな?今回新たに本紹介されていてちょうどいいと借りてきたんだったかな?登録日は2012年となっているから、実に足かけ5年かかったな、実際に読むまでは。
いずれにせよ借りてきてからもずーーーっと延長延長で置いてあった感があったけれど、昨日ふとした弾みにこれともう一冊、シリーズで読んでいた。どこまで読んだか、流しただけかはともかく、やはり多少気になって気に入ったことは確かだろう。ちょうど長崎旅行を計画しようとしているところだったんだけれど、「長崎まで新幹線で行きたい」と言ったんだから。流石に長崎まで、というのは旅の趣旨と違ってしまうから無理なんだけれど、鹿児島までとか、長野に名古屋経由でとか、他の新幹線の旅を計画してみようかな?
少し残念だったのは、各エリアの車内図の右上に小さな時計が表示はしてあるものの、しっかりとした時間がなかったこと。ただ注意して読んでいけところどころに朝早く、とか、あと〇〇まで何時間、とか旅の最後が夕焼けになったりとか、約1日で行けていることがわからなくもないけれど、途中で時間感覚をはっきりさせたくて少しもどかしく思ってしまった。それと、冒頭に出てくる八甲田トンネルに、「新幹線のトンネルではいちばん長い」と説明があったので、青函トンネルのほうじゃないんだ??と思ってしまったけれど同じ見開きページ左上に、「日本でもっとも長い"陸上鉄道"トンネル」、とあったから、きっと青函トンネルよりは短いんだよねぇ???ちょっと誤解のある書き方は嫌だったかな。でも二冊目の本で懸念は解消。青函トンネルは日本一長いトンネルで、長さは約53.9kmとある。そうか、このトンネルは"新幹線(だけ)のトンネル"ではないってことだったのかな?八甲田トンネルは約26.4kmとあるから、日本一長い陸上鉄道トンネルの約2倍だな。
また、折角探し絵的な要素を裏表紙に用意してあるなら、もっと探し絵、紹介絵的な説明も増やして、たまに説明のあるもの(上記の八甲田トンネルとか)に関しては、国内トップ3とかを列記するのもありなのでは、と思ったけれど、それだと盛沢山すぎてまた著者の意図からは逸れ、中途半端となってしまうものなのかしら?
ただこのままのイラストでもあまりない作りでワクワクするし楽しい。一緒に細かく読みたいと思っていたけれど、「新幹線の旅をしたい」と子どもが自分から思える本だったことを素直に喜ぼう。さて、この提案は実現できるかな?
- 感想投稿日 : 2018年1月17日
- 読了日 : 2018年3月16日
- 本棚登録日 : 2012年1月21日
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