全教科の成績が良くなる 国語の力を親が伸ばす

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  • カンゼン (2010年2月5日発売)
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感想 : 10
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[江東区図書館]

高濱先生の本を数冊、立て続けに読んでいたのでかなり他書と内容がかぶったし、とりたてて目新しいものはなかったが、それでも読むたびに大事だ、かけている、と思った点だけピックアップ。

■「読む力」をつける
・読解力をつけるおもしろトレーニング(さくら)
名作の一節を読み聞かせ、その細かい内容についてのクイズを出す
・精読力をつける音読打率ゲーム
約40字×50行ほどの問題文を音読させ、20-30か所の読み間違い(つっかえたり読み飛ばしなども含む)を5つ以下になるまでやりこむ。

■漢字は家庭学習の勝負どころ

■「書く力」をつける
・お父さんはこどもに囲碁・将棋を教えてやるといい。埼玉県トップの進学校である浦和高校では、テストの点数以外にも、囲碁・将棋が4段以上なら加点するというものがある。

■読書国語力
・思春期に読書に目覚める場合もある。
「戦争を知らない子供たち」by北山修(元ザ・フォーク・クルセダーズ)@角川文庫
夏目漱石、小林秀雄、筒井康隆、チェーホフ、カミュ、トルストイ、ドストエフスキーなど

■生きる力・作文力をつける
・幼少期は1日1-2行の日記で書きなれさせる。この時期は作文より日記がおすすめ。
・自分で書けなければ口頭で引きだす。その場合、やったことを時系列に並べるだけでなく、五感を通じて思い出させる。
・高学年になったらテーマを与えて作文。
そのほかにも作文力と読解力をつけるものとして、文章を映像化させたり、その逆、また地図に目的地までの道順が書いてあるものを文章化させたりする。

■国語力は親がつける
・あいさつを習慣づける
・かるた・百人一首などのことばゲームを身近に。
しりとり、ジャンル別単語、漢字の偏や作りごとの漢字挙げ、辞書の早引きゲーム、意味から言葉を推測して引かせる、定義→単語さがし、同音意義・異綴語さがしゲームなど
・敬語ゲームもおもしろい
・低学年にはお話を作って聞かせる

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 自分用
感想投稿日 : 2015年11月21日
読了日 : 2015年11月14日
本棚登録日 : 2015年11月14日

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