薄い黄緑色の『ソフトウェア開発の神話』を書いた、フレデリック・P・ブルックス Jr. が書いた「デザイン」に関するエッセイです。
「要求仕様をはじめに全て決めることは不可能で、膨張していくことは避けられないし、それを契約でどうこうするという試みも上手くいっていない。ここは、未解決のジャンルだから挑戦してね」といった感じで、答えを教えてほしいと思っているところに対しては、課題の提示にとどまっている記述となっていて(仕方のないこととはいえ)残念でした。
ただ、エッセイを通じて思考パターンをなぞることによって何かが得られているような気もします。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ソフトウェア品質
- 感想投稿日 : 2012年4月30日
- 読了日 : 2011年5月28日
- 本棚登録日 : 2012年4月30日
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