友だちになれたら、きっと。: イスラエルとパレスチナの少女の文通 (鈴木出版の海外児童文学 この地球を生きる子どもたち)

  • 鈴木出版 (2007年6月1日発売)
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本棚登録 : 38
感想 : 7
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イスラエルの少女とパレスチナの少女とが文通するというノンフィクション。

彼女らを取り巻く出来事の中で、心境が変化していく過程がよくわかる。

残念なのは、手紙文はわかりやすいのに、その当時の状況説明の文章(作者によるもの)が、わかりにくい。特に指示語が不明確で、出来事の前後関係が混乱してしまう。

また、彼女たちは交際を絶ってしまったにも拘わらず、希望的を持たせる終わりかたをしているが、ちょっとその締めくくり方が強引に感じられた。

ノンフクションならば、(彼女らのものは難しいにしても近辺の)写真や、手紙そのものも載せて欲しかった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 児童書
感想投稿日 : 2015年1月16日
読了日 : 2015年1月16日
本棚登録日 : 2014年12月10日

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コメント 3件

猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2020/12/13

図書館あきよしうたさん
イスラエルと聞いただけで拒絶反応出ちゃうのですが、この話は読んでみたい、、、

図書館あきよしうたさんのコメント
2020/12/13

猫丸(nyancomaru)さん

またまたコメントありがとうございます。

最近イスラエルの本、増えた感あります。
ハラリ先生の影響でしょうか?子ども向けの本も増えていますよね。

ずいぶん前に読んだっきりなので、もう私、なんとなくしか覚えていないのですが、猫丸(nyancomaru)さんに楽しんでいただけると嬉しいです。

猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2020/12/13

図書館あきよしうたさん
そう言えば、確かに、、、ユヴァル・ノア・ハラリの影響は大きそう!

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