久しぶりに小説で目頭が熱くなり、少し涙が。温かい気持ちになりました。読後感、最高!
時間を空けてまた読みなおしたい、心が温まる一冊ですね。
こういう人との距離感や心のつながり、絆を深めていくという、友だちづくりって素敵だなあ。
この本を読んでいる途中も、
(重松清さんがこの本を生み出させたねらいや目的に、まんまと私もハマってしまったのでしょうか^ ^)
ページを読み進めていくたびに
自然と…
自分がこれまでの人間関係のつきあいを振り返り、いや、それまでの思い出が断片的によみがえってきます。
今では、どれもすべてが懐かしい思い出です。
そのおかげで今の自分がいるんだろうなと思うので、感謝したいです(^_^)
でも、すべてが楽しい、良い思い出ばかりではなくて、
私にも『あったなあー、こういうの』と本を読んでいてついつい共感してしまったり、にがい思い出やめんどうだなと当時感じた経験も湧きおこってきます(苦笑)が、、^ ^
『友だち』ってなんだろう。
『親友(心友)』ってなんなんだろう。
その言葉の意味をあらためて考えさせられた、心が温まる一冊でした。
正直なところ、
『友だち』と『親友(心友)』の差は、はっきりと答えるのはむずかしくて、今だに明確にわからなかったりするんですが(^_^;)
『ほんとうの友だち』なら、わかる。
なかなか会えなくても、心の中にいる。
いつも一緒にいなくても、むしろ平気で、長い間ずーっと会っていなくて久しぶりに会っても、顔を合わせた瞬間から会っていなかった時間なんてなかったかのような、ふしぎな感覚で違和感なく話ができて、笑い合える、そういう関係こそが友だちなんだろうなと、
あくまでも私見(^_^;)ですが、この本を読んであらためて感じました。
重松清さん『きみの友だち』を読み終わった後、自分の友だちについて改めて考え、その友だちのことをもっと好きになりました。
そして、これからも大事にしたいですね、友だちもこの本も(^_^)
人づきあい不器用ですけど、不器用なりにもっと大事にしたい。
不器用だからこそ、もっと大切にできたらいいなと…感じました☆
- 感想投稿日 : 2013年11月27日
- 読了日 : 2013年11月26日
- 本棚登録日 : 2013年10月26日
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