「サバメシ」「かんたん!」「カセットコンロ1台で作れる」
こんなコピーにひかれて、
またこの手のレシピ本を手に取りました。
東日本大震災後、
「災害時に必要な非常食を、よりおいしく、楽しく」
「アイデアと工夫をこらした非常食を考える」を理念に、制作された本です。
缶詰を利用してフライパンで炒めるだけのお米レシピにはじまり、
高野豆腐を肉に利用したアイデアレシピや、
粉でつくる白玉団子レシピなどがたくさん紹介されていました。
なかでも注目は、第5章の震災時に作ったレシピ。
実際に作ったレシピとあって、リアル感はバッチリ。
水しか使えない状況で
まきを使ったつくったコンソメ煮込みチーズパスタや
無いものを代用品にした一品
ハヤシソースをスープにしたミネストローカネなど、
すぐに今でも食べたくなるレシピでした。
決して手抜きではありません。
工夫をかさねてつくる、
こんなアイデアレシピはとても美味しそうです。
どんな状況におかれても生きるために必要なのは、
楽しい毎日を作りだす「知恵」と「工夫」
自分たちで工夫したサバイバルごはんは、
とってもおいしい自慢の一品だと思いました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2013年5月29日
- 読了日 : 2013年5月29日
- 本棚登録日 : 2013年5月29日
みんなの感想をみる