海に向かう足あと (1)

  • KADOKAWA (2017年2月2日発売)
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感想 : 27
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ミサイル攻撃がなくても、地震国に暮らしている以上、常に危機にはさらされているはずなのだけれど、どこか他人事のように感じている(そうでなければ生きていけないとも思うけれど)。

「我々がやってきたことの報いだな…歴史にも学ばず、警告にも耳を貸さず、現実に起きていることに目を閉ざしてきた、その結末ということか」

"この世にはまだ―よりよいことを選択しながら生きて行く可能性が残されている"

「―結局、我々は『よりよいこと』を選択せずに、ここまで来てしまったのだ。」


地震のような不可避のことはともかく、戦争のような人的なことで世界が滅ぶことのないように、と改めて思いました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2023年4月15日
読了日 : 2023年4月15日
本棚登録日 : 2023年4月9日

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