第160回芥川賞受賞 ニムロッド

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本棚登録 : 904
レビュー : 136
著者 :
amano225さん 図書館から借りた   読み終わった 

ビットコイン考案者と同じ名前の中本哲史(なかもと・さとし)という名前のせいなのか、仮想通貨の採掘事業に割り当てられた人の話。146ページと比較的短くてサクッと読めた。
芥川賞受賞作品だと他に、『コンビニ人間』を読んだことがあって、短めの作品が受賞しやすいのだろうかと思ったら、芥川賞って、新人作家による発表済みの短編・中編作品が対象なのか。知らなかった。
それにしてもなんだか、大した事件が起こるわけでもなく、たんたんと物語がすすんでいってたいして面白いとは思わなかった。作者がなぜこういう話を書こうと思ったのか全く分からなかった。
仮想通貨に関する小説だったら、藤井太洋の『ハロー・ワールド』のほうが面白いとは思う。後、主人公は早く病院に行けよと思った。
唯一ちょっと面白かったのが、彼女とセックスしている時に、彼女が「サトシ、サトシ」と呼ぶたびにビットコインが頭に浮かんだという描写。ビットコインの最小通貨がsatoshiなもんだから、satoshiを掘り出しているイメージを思い浮かべたらしい。これは、職業病なんだろうか。
『27クラブ』という27歳で死亡したポピュラー音楽のミュージシャン、アーティスト、俳優の一覧をまとめたリストは初めて知った。そういう時に有名になったアーティストは自殺したくなるものなんだろうか。そういえば、日本のあの有名人は何歳で亡くなったんだっけと思って調べたら、尾崎豊は26歳、hideは33歳。二人とも27歳ではないのか。

レビュー投稿日
2019年9月9日
読了日
2019年9月9日
本棚登録日
2019年9月9日
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