成瀬は信じた道をいく

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  • 新潮社 (2024年1月24日発売)
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感想 : 710

成瀬シリーズ第二弾。ゼゼカラ(というより成瀬)ファンの女子小学生や、成瀬の観光大使としての新しい相方の女子大生だったりと、成瀬の仲間が増えていった印象。

その中でも、『やめたいクレーマー』という話の、クレーマー気質の主婦の話は他と雰囲気が違うけど、これはこれで面白かった。具体的で、かつ店のことを思ってやったクレームというのは、それはそれでありなのかもしれない。
最後の話では、ツンデレキャラみたいになっていたのも面白かった。

後は、成瀬の父親の成瀬慶彦のキャラもなかなか面白い。娘思いのいい父親なのだろうけど、娘がいなくなって「自殺でも考えてたら」とか「闇バイトしてるんじゃ」という考えになってどこかずれているという。心配性というのは、こういうものなのかもしれない。

後、出番がほぼないうえに名前もでてきてなかったと思うけど、観光大使の篠原かれんの兄も妹思いの兄なんだろうなということがうかがえてとてもよかった。妹が電車好きなことは知ってたということなんだろうか。

そういえば、広島の友だちが京都の大学を受験して一人暮らしするという話があったけど、これって多分、前作ででてきた西浦だよなと。今作では全くでてこなくて残念だった。進展が気になるところ(そもそも、スマホがないなかどうやって連絡とってたんだろう。家の電話にかけて京都に行くということを伝えたのだろうか)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2024年5月6日
読了日 : 2024年5月6日
本棚登録日 : 2024年5月6日

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