コンビニ外国人 (新潮新書)

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本棚登録 : 306
レビュー : 36
著者 :
amano225さん 図書館から借りた   読み終わった 

コンビニで働いている外国人ってどういう人なんだろうと前から気になってたので読んでみた。
基本的には、留学生らしい。ただし、週28時間の労働規制があるから結構カツカツな生活をしている人や、その規制を守らない人も多いのだとか。ただ、この規制は世界的にみるとかなりゆるい規制だそうで、アメリカやイギリスでは留学中の学生ビザのアルバイトは原則禁止だそう。
この本を読んでみると、本当、今のコンビニなどのアルバイトって外国人留学生で支えられている一面もあるんだろうなと感じた。職場の近所のコンビニ店員はだいたい外国人と思った時期もあったし(最近は一時期より外国人比率は減ってる気もする)。
そういった外国人留学生は年々増加しているらしく、JR新大久保駅では24ヶ国語のアナウンスが流れるのだとか。いったいどんな感じなんだそう? その試みはすごいと思った。
本書では最近問題になっている、外国人技能実習制度についてもいくつか書かれてあった。本当、建前な制度だなと思った。まあ、大抵の受け入れ企業はちゃんとしているそうだし、この制度での日本での就業経験をいかして母国で活躍しているという人もどこかにいるんだろうけど。うちの会社にもベトナム人がいるけど(この制度を使ってるわけではないけど)、どう思って日本で働いているんだろうか。自分はそのうちベトナムに帰るんだろうなと勝手に思ってるけど、意外と日本にずっと住みたいと思ってたりするのかもしれない。
後、日本語学校もひどいところはひどいなと。借り上げアパートで寮暮らしさせたうえで、家賃を上乗せしてとってるとところがあると書いてあってひどすぎるだろと思った。
もちろん、そんな悪いことをやっているところだけではなく、町ぐるみで外国人と交流して活性化しているところもいくつかあるよう(最後の第7章がそういう町の紹介内容だった)。日本は人口が減り続けてるのだし、やっぱり今後は外国人に頼らざるをえないこともあるだろうしね。そういうところうまく考えないといけないのだろうと思う(ただし、オリンピック後は日本は不況になって日本に来る外国人は減るだろうとのこと)。
後、ちょっと驚いたのが、日本に暮らす外国人の数はここ数年かなり増えているというのに、外国人の犯罪件数は2005年をピークに減少傾向にあるということ。何か理由があるんだろうか。

レビュー投稿日
2019年2月14日
読了日
2019年2月14日
本棚登録日
2019年2月14日
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