英語コンプレックス粉砕宣言 (中公新書ラクレ (678))

  • 中央公論新社 (2020年2月6日発売)
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感想 : 7

英語コンプレックスを抱いている日本人のための、英語教育について語った本。
英語のエキスパートとまではいわないけど、最低限の英語力をつけたいと思う自分にはピッタリの本だと思った。
まずは英語の発音を身につけるというのは、確かに自信ももてていいのかもしれないなと思った。自信がついたら英語の学習についても、おのずから取り組んでいくだろうし。
数学や運動が苦手だからといって、学校教育のせいとはならないけど、英語ができないのは学校教育のせいという人はいるという話は面白かった。なんとなく分かる気がする。数学が苦手、それこそ中学の数学もよく分かってない人っているけど、中高と6年間数学を学んできたのに、数学ができないとはいわないよね(英語は中高6年やってるのに話せないなんていう人はいるけど)。
ただ、日本で暮らしているかぎり、英語ができなくて困ることはほとんどないというのはそうだろうなと思う。だいたい、Google翻訳使えば解決するしね。
ただ、英語を学ぶ意味というのはもちろんあって、外国語をとおして「異質な世界を知る」ために、英語を学ぶのがいいらしい。そうすることで多角的な視野を持てるようになるとのこと。なるほど。そういう考え方ができるのか。
後、英文法を英語で教えるというのは、確かにわけわからなくなりそう。自分も、英語を身につけるには英語で学んだほうがいいと思っていた時期もあるけど、文法なんかは日本語(というより母語)で理解したほうが理解が速いだろうなと思う。
"Oh my God"(オーマイゴッド)という言葉は、本来はやたら口にしない言葉ということはちょっと驚いた。ネイティブの人はやたら言っているイメージなのだけど、そういうことを言ってしまうぐらいインパクトのある動画が、テレビで流れやすいということなのだろうな。
そういえば昔、聴衆が頷いていると話をしやすいと何かの実験で聞いたことがあるけど、これって日本独特なのかと知って驚いた。何で日本では頷くようになったのだろう。人間の本能的なものかと思ってた。
本題とはずれるけど、ちょっと驚いたのが、齋藤孝さんが「テニススクールでコーチをしていた」という記述。教育学者だから人に教えるのは得意なのだろうけど、スポーツについても教える立場にあったなんて全然知らなかった。ググってもでてこないし(同姓同名でテニス選手の斉藤貴史という方がヒットした)。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2022年1月4日
読了日 : 2022年1月3日
本棚登録日 : 2022年1月4日

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