WHAT IS LIFE?(ホワット・イズ・ライフ?)生命とは何か

  • ダイヤモンド社 (2021年3月10日発売)
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感想 : 64

タイトルのとおり、生命とは何かということについて、「細胞」「遺伝子」「自然淘汰による進化」「化学としての生命」「情報としての生命」の5ステップで解説した本(今後についての話もあり)。
自分は高校の時に生物は学んでいなかったから、この分野についてはあまり詳しくないのだけど、それでも非常に読みやすくて分かりやすかった。
本書のタイトル『生命とは何か』は、エルヴィン・シュレディンガーという方がの著者へのオマージュだそう。シュレディンガーってあのシュレディンガーか? と思って調べたらあのシュレディンガーだった。量子力学で有名な物理学者のイメージしかないけど、生物学の本なんて書いてたのか。猫についても書いてあるのだろうか。
なお、科学者として最も大切なことは「寛容さ」だそう。著者の若手研究者時代にお世話になった教授についての話でそう語っているのだけど、著者自身もそういう寛容で紳士的なところはあるのだろうなと本書を読んで感じた。一部、政治家のコロナ対応に批判的な意見もあったけど、どこの国のどの人かということは書いてないし(予想はつくけど)。
まあ、科学をないがしろにして自分の意見を押し通すような政治家については辟易してるのだろうなとは思った。自分も日本の政治家を見て思う事はあるし…。
ソフトウェアやハードウェアにたいして、生命(特に人間の脳)を「ウェットウェア」と呼ぶことがあるらしい。何で「ウェット」なのかはよく分からないのだけど、本書によると、言い得て妙とのこと。ちょっと覚えておきたいと思った。
なお、生物の行為については、「ミセス・グレン(MRS GREN)」と覚えるのがいいとのこと。「運動(Movement)」「呼吸(Respiration)」「感覚(Sensivity)」「成長(Growth)」「生殖(Reproduction)」「排泄(Excretion)」「栄養摂取(Nutrition)」の頭文字だそう。なるほど、確かにそういわれると納得できる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2021年11月13日
読了日 : 2021年11月13日
本棚登録日 : 2021年11月13日

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