日本のヤバい女の子

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本棚登録 : 375
レビュー : 25
著者 :
amano225さん 図書館から借りた   読み終わった 

日本の昔話にでてくる、女の子について書かれた本。
そういわれると、確かに竹取物語のかぐや姫も浦島太郎の乙姫も変な人だよなと思う。何で手に入るものがほぼ不可能なものを要求したり、開けたら老人になる玉手箱をプレゼントするんだと。
内容としては面白いといえば面白かったのだけど、この話が作られた時代背景についても解説するような本だったのでそこはちょっと残念。ほとんど、著者が適当にこうじゃないかああじゃないか、それでもやっぱり分からないと書いている箇所が多かった印象。
いろんな昔話が書いてあるだけあって、知らない話も多かった。今昔物語に収録されているという、「人に知られざる女盗人」なんてただのSMじゃないかと。
「飯食わぬ嫁」という話には、昔から結婚したら金がかかるから結婚したくないという男もある程度いたんだろうなと思った。まあ、ほとんどの人が結婚するようになったのは明治以降ともいわれてるしね。
皿屋敷のお菊の話は、軽くどこかで聞いたことあったけど、この本に書いてある話はギャグだった。怪談話なイメージがあるけど、笑い話だったのか。
それにしても、「猿婿入り」という話の猿はかわいそうだ。かわいい人間の嫁をもらった猿が、その嫁のために献身しようと思ったら、そのせいで死んでしまうという。しかも、死ぬ間際まで、その嫁のことを思っているというのに、その嫁は一安心してもとの実家にもどっていくという。猿蟹合戦といい、日本の昔話は猿に厳しいな。
有明の別れというのは、リボンの騎士みたいに男として育てられた女の子の話ということもあって、ちょっと面白そうだったのだけど、帝に女とバレる経緯がよく分からなかった。よく分からないけど、帝はバイだったということか? 主人公の女右大将はむしろレズっぽかった。

レビュー投稿日
2019年1月2日
読了日
2019年1月1日
本棚登録日
2019年1月2日
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