アーキテクトの教科書 価値を生むソフトウェアのアーキテクチャ構築

  • 翔泳社 (2024年7月22日発売)
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最近、アーキテクトという職業に興味がでてきたので読んでみた。
今までプログラマとして仕事してきたけど、アーキテクチャを意識して仕事をしていきたいと思った。

アーキテクトといえば、一番重要なのは設計だと思うのだけど、そのあたりがなかなかうまくできないなと思う。
自分に今足りないのは設計能力だと思うので、そこから鍛えていきたい。

足りないといえば、コミュニケーション能力も全くもって足りない(皆無)のだけど、これについては性格上あげるのは無理だと思っているので、テンプレでやりとりできるぐらいにはなりたいと思う。

マイクロソフトのサティア・ナデラ氏の「今やすべての企業はソフトウェア企業である」という発言は面白い着眼点だなと思った。半世紀前は、ほぼ全ての企業はソフトウェア企業ではなかったのに比べると、だいぶ社会情勢は変わったのだろうなと思う。
時々思う。自分は50年前に生まれていたらどうやって社会生活を送っていたのだろうと…。

品質特性における「イリティ」という言葉は初めて聞いた。availability(可用性)のように、英単語が「ility」で終わる単語が多いからそう呼ばれるらしい。調べてみると、「-ility」は、英語の単語の語尾に使われる接尾辞で、特定の性質や状態を表す抽象名詞を表すそう。使う機会あるか分からないけど、覚えておきたい。

ドキュメントについては、もっとちゃんと記載するようにしないといけないのだろうなと思う。ドキュメントを書くのは苦手だけど、アーキテクトになるなら開発者向けに整備しないといけないのだろうなと。

後はやっぱり、自動テストが重要になってくるのだろうなと思った。最近ようやく少しずつ書くようになってきたけど、まだまだ網羅性という観点では足りないので、そのへん意識して書くようにしていきた。
E2Eテストは全然書いたことないけど、やっていったほうがいいのだろうな…。

最後に記載されている書籍なども読んで、もっとアーキテクトについて知識を深めるようにして、なおかつ実践できるようにしていきたい(『レガシーコードからの脱却』は読んだことあるのだけど、それからもレガシーコードを量産させてしまっていたりするので…)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2024年11月17日
読了日 : 2024年11月17日
本棚登録日 : 2024年11月17日

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