世界で一番やさしい会議の教科書 実践編

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レビュー : 10
著者 :
amano225さん 職場の所有物   読み終わった 

小説形式で書かれた『世界で一番やさしい会議の教科書』の続編という扱いだけど、今回は小説ではなく、具体的にどう会議でファシリテーションすればいいかについて書かれた本。
そもそも、ファシリテーションとは何なのかということだけど、この概念を正しくとらえるのは難しいよう。シンプルにいえば、人の能力を最大限に引き出す技術だという。そういう意味では、空気を読む力という、曖昧な力もある程度需要になってくるのだろうなと思った。
中には、会議中ではなく、会議をする前の準備についても書かれてあった。4つのP、Purpose(目的)、People(参加者)、Process(議題、進め方、時間)、Property(必要なモノと情報)について列挙するのが重要ということで、会議前に準備しておくのがいいらしい。ただし、準備に時間をかけすぎると本末転倒なので、どれぐらい短くしたら会議時間がどれぐらい短くなるかまで考慮して準備するということで、考えることがいろいろありそうだなと思った。
会議の段階を表す、問題解決の5階層という話は、確かに話の流れをつかむのに意識したほうがいいのかもしれないなと思った。たまに、何の話をしてたっけとなることもあるし。
会議で発言しない人には発言を促すというのは、確かにそういう人いるよなと思った。だいたい全く発言していない自分に対して促されるという感じなのだけれども。
最近はリモートで会議をすることも多いけど、この本には電話会議やテレビ会議についても書かれてあって、今の世の中にも役にたちそうだなと思った。電話会議では普段よりもはっきりと、3倍ぐらい声をはりあげる気持ちで話すほうがいいらしい。ただ、家でそれをやると、確実に隣の部屋に聞こえるのでやりたくない(時々、電話で話していそうな声とか聞こえてくるぐらいなので)。
テレビ会議でも、映像と音声だけでなく、チャット機能も併用するというのはなるほどと思った。それ自体が、スクライブ(可視化)になるのか。普段会議は自分ひとりが分かればいいと思ってエディタにメモ書きぐらいはするけど、確かに誰かひとりがチャットに書き込んでくれたら後から見直しもできるし、間違っていたら指摘もしてくれるからいいのだろうなと思う。

レビュー投稿日
2020年5月18日
読了日
2020年5月18日
本棚登録日
2020年5月18日
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