ケトン体が人類を救う~糖質制限でなぜ健康になるのか~ (光文社新書)

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レビュー : 15
著者 :
amano225さん 電子書籍を読んだ   読み終わった 

米やパンなどの糖質をできるだけとらず、肉、卵、チーズを食べると健康になると謳った本。
糖質をとらないことで、体の中でケトン体というものができるらしく、このケトン体というのは今まで血液中に多い状態だと危険な状態といわれたそうなのだけど、著者の健康によって安全どころかむしろ健康にいいということが分かったらしい。
というのも、そもそも胎児や赤ちゃんがブドウ糖ではなく、脂質(ケトン体)を使った代謝をしているぐらいで、それぐらい人にとって必要な成分だとのこと。
なお、肥満は脂肪が原因ではなく、糖質過剰摂取が原因らしい。他にも、いろいろ糖質をとらないことが健康にいい面があるようで、特に糖尿病の人は糖質をとらないことで改善したり、中にはガンの人が糖質をとらないことでガン細胞が消えたりしたこともあるのだとか(さすがに、がん細胞が消えたというのはちょっとまだ信じられないけど)。
なお、人間は消火器の構造からして草食動物ではなく、肉食動物に近いらしい。だから、肉を多くとるようにしたほうがいいのだとか。最近、ビーガンの人が増えてるらしいけど、ああいう人って体調不良にならないのだろうか。
それにしても、自分はケトン体というのをこの本で知ったからよく分からないのだけど、今までの医者はケトン体を危険なものと扱ってきたらしくて、そのギャップがすごかった。中には、どこの医者にかかっても糖質制限は危険といわれてる人もいて、そんなにギャップがあるものかと驚いた。この本がでたのが5年前だそうだけど、今はちょっと違ったりしているのだろうか。
ところで、なぜ今までケトン体が悪者扱いされてたかというと、飢餓の時などにケトン体が高くなるようで、さらにブドウ糖をエネルギーにできない体調不良の時を調べるとケトン体が多かったという研究があったかららしい。ただし、それはケトン体がエネルギーとなって体を助けようとしていたからだとか。著者はこれを火事の現場にいつも消防士がいるからといっても、家事の原因は消防士じゃないというようなことを書いてあって、なるほどなと思った。
後、ケトン体と同じように、コレステロールも昔は悪い者といわれていたけど、今では必須なものといわれてるらしい。卵は1日1個がいいといわれてたけど、そんなこともないのだとか。
それにしても本当、この本を読んでいると糖質が危険なものに思えてならなかった。自分も今後は、できるだけ糖質をとらない食事を心がけようと思う。特に8章なんか、米を食べると早死にするとか書いてあって、今後は少なめにしようと思った。
ただ、その糖質がやっかいで、物によっては栄養素の表記に「炭水化物」とだけしか書かれてなくて、糖質がどれぐらいか分からないことがあるということ。炭水化物というのは糖質と食物繊維を足し合わせたものだそうだけど、キノコは炭水化物だけどほとんどが食物繊維らしい(逆に、米やパンはほとんど糖質)。
とりあえず、肉と卵とチーズをメインにするといいらしいので、自分もそれらをメインに、糖質をできるだけとらない生活をしていきたいと思った。

レビュー投稿日
2020年1月17日
読了日
2020年1月17日
本棚登録日
2020年1月17日
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