ユーザインタフェース開発失敗の本質

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レビュー : 2
著者 :
amano225さん 電子書籍を読んだ   読み終わった 

ユーザーインタフェースの開発というよりも、新規製品の開発(イノベーションの創造)についての話。
自転車は今の技術を駆使すれば、練習なしで転ばず運転できるものを作れるかもしれないという話は、なるほどと思った。ただし、それならなぜそういう自転車を作らないかというと、何度も練習して自転車に乗れるようになることで、俊敏さや効率性を得ることができるからだという。
他にも、楽器やviなど、練習して覚えなければなかなか扱えるようになれないものというのはあるけれども、マスターするとそのほうが効率がいいということも多いので、単純に初心者でも覚えやすく、扱いやすくすればいいというものではないらしい。自分はそういうのを触ってすぐに使えないとすぐにあきらめてしまう人だけど、確かに扱えるようになったら効率的に扱えるようになるので、そのバランスは難しいのだろうなとお思う。
後、すごい技術が詰まった製品を作ったとして、それをどう使うのかはサードパーティーがやってくれるはずという話は、確かに失敗しそうだなと思った。その点、AppleのCMは日常のストーリーにあてはめてどう使えばいいかを描いていることが多いので、うまいよなと思う。
後、アンケートで、製品や会社名を縦に並べて、横に、「先端的だ」「温かみがある」といった形容詞を並べてチェックしていくアンケートは自分もよく答えることがあるけど、本当なんとなくだし、後になれば後になるほど面倒になって適当になっていくということがよくある。あれって意味があるのかと確かに思わなくない。
それと、「若い者の自由な発想を生かして」というフレーズ行うプロジェクトはだいたい成功しないらしい。そういやこないだ社長も似たようなこと言ってたな。でも、だからといって制約があるとぶつぶつ文句を言うらしい。そういう意味で、新規開発は難しいのだろうなと思う。
いろいろ書いてあったけど、いまいち、じゃあどうすればいいのかがこの本を読んでも分からなくて残念だった。

レビュー投稿日
2020年7月26日
読了日
2020年7月26日
本棚登録日
2020年7月26日
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