大学の就活の時に全く内定を取れない時からアスペルガーじゃないかと疑ってるので読んでみた。
当てはまってるところもあるし、当てはまってないところもあるという感じ。
この中に書いてある型でいうと自分は、受動型か形式ばった大仰な型に近いかなと思った。空気は読めないというよりは、いろんなパターンがあてはまりそうでどうしていいのか分からなくなる(それを空気を読めないというのかもしれないけど)。
みんながアイデアをだしあう会議は自分も苦手。ただ、ここに書いてあるように自分も何か言わなきゃという意識が不足しているというより、何を言えばいいのか分からなくて何も言えなくない。自分のアイデアはしょうもないことだろうから、言ってもしらけてしまうかもと考えてしまうんだよね。微妙に的外れじゃないかとか考えたり。
他には、友人が少ないと片づけが苦手というのは自分にも大いに当てはまると思った。
逆に、金銭管理がずさんということはないかな。むしろ、お金が減るのが嫌と思ってるところがあるので、うまくお金を使えるようになりたいと思っている。
後、この本でちょっと気になったのは「普通」というもののとらえかたについて。アスペルガーは普通が分からないという言い分は分かるのだけど、職場での懇親会について、「職場の人間関係のため、行きたくなくても仕事の一環として出ておくのが普通」という書き方はちょっと気になった。それこそ、アスペルガーで悩んでいる人はこの文章を読んだら、行きたくないけど行くようにしなきゃと考えてイヤイヤ行くようになる人もいるんじゃないかなと思う。実際、自慢と愚痴ばっかり聞かされる無駄な飲み会とかあるだろうし(今思えばそういう人は、この本に書いてある積極奇異型のアスペルガーだったんじゃないかなと思う)。
- 感想投稿日 : 2022年5月7日
- 読了日 : 2022年5月7日
- 本棚登録日 : 2022年5月7日
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