働き方5.0~これからの世界をつくる仲間たちへ~(小学館新書)

著者 :
  • 小学館 (2020年6月8日発売)
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本棚登録 : 242
感想 : 35

2016年に発売された『これからの世界を作る仲間たちへ』をベースに新書化した本。
元になった本を読んだ覚えがあるのでどうしようかと思ったのだけど、そうはいっても内容を思い出せないので読んでみた。
とはいっても、さすがに読んでみると、思い出せた部分も多々。ぬいぐるみを旅行につれていく『ウナギトラベル』の話とか、読んだ覚えがある。
外国語を覚えるより、母語を論理的に話せるようになるほうが大事というのはまさしくそうだよなと思う。英語を書こうとした場合、どうしても日本語をイメージしてから訳そうとするけど、その日本語が論理的じゃないといい英語にならないだろうしね。逆に、論理的な文章だと機械翻訳もしやすいだろうし。
これからはホワイトカラーよりブルーカラーの時代みたいに書かれてあるのは意外な着眼点な気がした。悪い言い方すると、AIに使われるというとらえかたになりかねないけど、平等な世界といえばそうなのかな。
後、昔はなぜそうなるのか分からない(火を使うと食べものが腐らなくなるなど)ことを魔法のようなものだと考えられていたらしい。今は分かるようになったけど、逆にデジタル化で仕組みが分からないようになる人がふえたり、AIの判断がなぜそうなるのか分からなかったり、再魔術化の時代なのだとか。この表現は面白いと思った。現代の魔法使いと呼ばれるだけあるなと思う。
あるテーマに価値があるかどうかは「それによって誰が幸せになるのか」「なぜいま、その問題なのか。なぜ先人たちはそれができなかったのか」「過去の何を受け継いでそのアイディアに到達したのか」「どこに行け ばそれができるのか」「実現のためのスキルはほか の人が到達しにくいものか」の5つにまともに答えられるかどうかで判断できるらしい。なかなか難しいと思った。
ちょっとよく分からなかったのは、1万円で買った指輪は翌日に5千円ぐらいで売れるかもしれないから投資的な面があるという記述。場合によるけど、これは消費に近いことだと思うんだけどなぁ。本については、自分の頭に残るから投資ということなら、高いウナギを食べてもその価値を覚えているなら投資ということになるんじゃないかと思うけど、そうじゃないそうだし…。
後、あらゆる継ぎ目をなくすと壊れにくくなるというのはよく分からなかった。いや、確かにもしかしたら壊れにくくなるかもしれないけど、壊れた時の修理が大変じゃないかとは思った。
後、驚いたのが、Twitterアカウントについて、現在はBotになっているという記述。Twitter見てみたらふつうにつぶやいている感じだけど、確かによくよく見てみると、他のサービス(ブログなど)に書いた内容へのリンクや、リツイートばかりなような気はした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 電子書籍を読んだ
感想投稿日 : 2022年9月18日
読了日 : 2022年9月18日
本棚登録日 : 2022年9月18日

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