仮想空間シフト

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レビュー : 30
amano225さん 電子書籍を読んだ   読み終わった 

アフターコロナといった新しい生活様式について書かれた本。
新型コロナウイルスによって、Zoomなどによる遠隔会議があたりまえになったけれど、コロナが収まっても遠隔会議は続いていくのだろうなと思うし、続いてほしいと思う(会議だけのために、大阪から東京まで出張に行きたくないし)。
落合陽一は、新型コロナ流行前は一日七件くらいしか予定をいれれなかったのに、今は家にいながら仕事できるので、20件くらい打ち合わせしているという。7件でも多いと思うのだけど、いったいどういう打ち合わせなのだろう…。
テレビが登場した時はその活かし方がわからず、ただラジオ番組のスタジオでニュース原稿を読んでいる映像を流していたという話は面白かった。まあ、新しい技術がでてくると確かにどう使えばいいのか分からないものなのかも。今のZoomもただ遠隔で会議をやってるだけだけど、もっといい活かし方があるのかもしれない。
ところで、作者二人によるとシェアリングエコノミーが今後浸透していくとのことだけど、個人的には新型コロナウイルスでより所有することが重要という考えが増えた印象。どういう人が使ってたのかも分からないものを使うって、衛生的によくないと思う人って多分いると思う(自分はあまり気にしないけど)。
IKEAが障がい者向けに、3Dプリンターのデータを無料で提供する「IKEA This Ables」という取り組みをしていることは初めて知った。IKEAの取り組み自体、確かにいいことだけど、何より3Dプリンターが一般でも扱えるようになってきたというのが大きいのだろうなと思う。自分はまだ使ったことがないのだけど、いつか使ってみたい。
後、今後は複数の収入源やアイデンティティを持つことが自立のために大事とのこと。一つの会社に依存するというのは、それだけリスクが高い事なのだろうな。自分の場合、不器用だから、ちょっと難しいかもなと思った。
スーパーを利用したことがないイタリアのおばあちゃんが「誰がどうやって育てたかわからないスーパーの食べものを信用する根拠はどこにあるの」という言葉を作者が納得しているのはよく分からなかった。シェアリングを推進しているのに、なぜこの言葉には納得するんだ。むしろなぜ、自分の目利きを信用できるのだと思った。
なお、ヨーロッパと比べて日本は、人口の割合に占める高齢者と比べて、街中にいる高齢者は少ないらしい。高齢者が出歩きにくい国になってしまっているということなのか。高齢社会を実感しづらいのは、そういうことが原因だったのか。高齢者が出歩ける世の中になるといいのだけど。
なお、これからは状況に応じてリーダーにもフォロワーにもなれる人が重要とのこと。ただ、リーダーシップが高いというだけじゃだめということか。自分の場合、フォロワーとしてばかりだったけど、場合によってはリーダーとしての経験も今後、身につけたいったほうがいいのだろうなと思った。

レビュー投稿日
2021年3月29日
読了日
2021年3月29日
本棚登録日
2021年3月29日
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