Charlie and the Great Glass Elevator
- Viking Books for Young Readers (2007年8月16日発売)
本棚登録 : 87人
感想 : 13件
ドタバタ劇の連続で、好きにはなれなかった本だ。アメリカだけでなく、世界の国々、政治家に対する侮蔑が著しく、気分が悪くなる。
また、前作のCharlie and the Chocolate Factoryでは孫思いの仲のよいおじいちゃんおばあちゃんたちが、この作品では自分中心で、他人に責任をおしつけ、言葉悪しざまにののしる様子は残念で読むに堪えない。いろいろな出来事を経てなお、最後まで結局自分中心で、やるせない。
そうした中、ワンカ氏の魅力は前作よりも強烈に訴えるものがあり、すっかり魅了された。”もし~だったら・・・”なんて言ってたら何にもできない!といつも思い切って行動し、またどんな状況になってもとてつもなくポジティブで、熱いハートがある。
チャーリーがワンカ氏の後を継ぐにはまだまだ学ぶべきことがいろいろありそうで、チャーリーの今後の成長に想像が膨らむ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
洋書:Roald Dahl
- 感想投稿日 : 2013年1月25日
- 読了日 : 2013年1月23日
- 本棚登録日 : 2013年1月25日
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