優しい音楽

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本棚登録 : 1948
レビュー : 385
著者 :
amedakaraさん  未設定  読み終わった 

優しい音楽
表題作。人は人の代替にはならない。どんなに似ていてもその人とは違う。いい意味でも悪い意味でも。ただ、人がいなくなった喪失感を埋めるのもまた、人によるんだと思う。

タイムラグ
好きな人と一緒にいる10分はあっという間だけど何事にも代えがたい10分。
人のために、ましてや敵視している相手にここまで熱く熱弁できるのは素敵。
だんだんと心を開くに連れて子供っぽくなる佐菜ちゃんの描写が上手い

がらくた効果
家族の構成人員が変わるとよくも悪くも予想外の影響が出る。(この話の場合は厳密には家族でないけど)
いなくなったり、無くなったりして初めてかけがえのないものだった気付かされる。
そうなる前にきちんと言葉で伝えたりやるべき事をやらなければと思った。

どの話もさらっと読めるけれど、よくよく考えるとヘヴィな話ばかり。
それでも瀬尾さんの書かれている人物たちは幸せにあるべき場所に収まっていくんだろうなと思った。

レビュー投稿日
2019年7月16日
読了日
2019年7月16日
本棚登録日
2019年7月16日
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