乙女の美術史 日本編 (角川文庫)

  • KADOKAWA (2016年7月23日発売)
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感想 : 5

日本美術は今まで関心が無かったのだけど乙女の日本史、文学編と読んだので。古代の“阿修羅像”から現代は“三月のライオン”まで日本美術の有名処を広く浅くわかりやすく紹介してくれている。伊藤若冲の雪は粘っこい…言われてみれば。“智恵子抄”若い頃は素敵だと思ってたけど確かに視点を変えると智恵子に同情する。(この章だけ作品自体に触れていないのでは)カラー掲載は口絵だけなので検索しながら読むと関連作品も色々見れて面白い。近代日本画は西洋画と比べ露出が少ないのに不思議と色気を感じる。上村松園さんの作品、好きだなぁ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 20代後半
感想投稿日 : 2023年1月24日
読了日 : -
本棚登録日 : 2023年1月24日

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