読む京都

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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860114121

感想・レビュー・書評

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  • 平安時代の古典は京都人が書いたものである、という指摘にはなるほどと思った。京都というのは特殊だよねえ。
    京都の様々な事項についての書籍の紹介の数が凄い。全部読んだんだろうなあ。読んでみたいなという本もあるけど、京都に嵌ってどうするんだろう、さて。
    著者の文章がすごく調子に乗っていて胡散臭い。それもまたよろし、かな。

  • たくさんの京都本紹介あって読みたくなる。
    こんなんはあかんやんっていう意見が一致した本もあってうれしかった。

  • 京都の姿がここにある。

    まえがきからして、なるほど京都人が京都を語ろうとしている、とわかる。歓迎されているのか疎まれているのか、値踏みされていることは感じられるけれど、飛び込んでいいのかわからない。キョートランドということばには、なるほどと同意するけれど。全体を読んで、割と辛口かと思った。京都は深い。気軽に足を突っ込んだら危ないのだ。

    京都漫画や京都小説の件が面白かった。確かに「京都」とついているものは、「いや、それ、京都って言いたかっただけでは」「地名借りているだけだね」というものがいくつも見られる。でも、それを喜んで読む人もいるんだから、それはそれでいいんじゃない?(と、京都人はきっと微笑みの下で思っているのだろう、多分。)それから、京大や同大出身の作家論。それぞれの混沌。特に推理小説をよく読む人は意味がわかると思う。

    くるりの『京都の大学生』という歌が激賞されていたので、聴きたくなった。歌詞を読むだけでも、ああ、ってなります。

  • <目次>
    第1章  京都の「きょ」
    第2章  京都の「う」
    第3章  京都の「と」

    <内容>
    他の方の評価はなかなか辛辣である。確かに作者をあまり知らないが、鼻白むフレーズが次から次へと出てくる。だが、読んでいる本の量とこの元ネタが「本の雑誌」連載と聞いて、読書の力は評価できるのではないか?と思った。京都を扱う本は非常に多いが、立ち読みして興ざめする本も多いのは確か。京都好きだが、やはり正しい情報は欲しいし、京都に詳しくなりたい思いは強いので、こうした本で勉強したいと思った。


    逗子市立図書館

  • <薄>
    ハッキリ云ってまともに読めたと云えるのは,134-135ページの写真家「甲斐扶佐義」について書かれている所と,194-195ページの『京都ぎらい』(井上章一著)紹介部分だけである。(読み下すような感想はできるだけ書きたくないけれど,どうしてもまあ年に一二冊はある。著者入江が一番”なんちゃって京都人”に思えるのだ。すまぬ)

  • 2018年3月27日購入。

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