島本理生の書く小説は、描写(文章)が足らない、と思うことがある。
それはこの『アンダスタンド・メイビー』でもそうだし、初めて読んだ『ナラタージュ』も変わらない。
けれど、ホントはそうじゃないのかも知れない。
この作品は、本質的に男性は理解できないのかも知れない。
女性のみが理解できる世界。
読み終わってしばらくして、そんなことを思った。
買ってからしばらく経ってしまったので、最早、なぜこの本を手に取ったのかは覚えていない。
つまり、これまで読むこともなく、久しぶりに本を開いたのだけど、やはり私は本を読むことが好きらしい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2015年6月4日
- 読了日 : 2015年6月3日
- 本棚登録日 : 2014年8月31日
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