何かを失った人々が住むといわれる階段島。そこでの予期せぬ再会から動き出す物語。
主人公が持つヒロインへの屈折していて真っ直ぐな気持ちがこの作品の要だったのかな。でもそんな主人公の群青色への願いを、平気な顔で上回るヒロインも好き。
決定的で直接的な真実を隠したまま主人公が行動するため、独特な物語を理解するまでは無図化悪しく感じてしまうかもしれませんが、シリーズを読んだ者としては面白かったです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2017年10月18日
- 読了日 : 2017年9月8日
- 本棚登録日 : 2017年9月8日
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