やはり、太宰の心理描写はやっぱりすごい。
本当に、女性が書いたのではないかと思わせるくらい。
正直に言うと、「女性徒」は読み辛く、なんだかいらいらさせられて
読むのにとても時間がかかってしまった。
でも、こういう女子、居るんだよねぇ・・・と共感もした。
逆に言えば、そんなこ女子を書ける太宰は素晴らしいですね。
「皮膚と心」、「きりぎりす」がとても好き。
また、貨幣は女性名詞であると前置きして、
一枚の紙幣を女性のように描写する「貨幣」の発想にはさすが!と思った。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2011年8月29日
- 読了日 : 2011年8月26日
- 本棚登録日 : 2011年8月29日
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