-
夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)
- 森見登美彦
- KADOKAWA / 2009年5月1日発売
- Amazon.co.jp / 電子書籍
- 購入する
妄想満載の色々過剰な世界観が可愛い。ごちゃごちゃと風呂敷が広がっていくようでいて、最後には綺麗に大円団になるのが見事です。
2020年8月30日
-
世界クッキー (文春文庫)
- 川上未映子
- 文藝春秋 / 2012年5月10日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
長くてぐねぐねした文が多いので読む人を選ぶかなとは思うけども、この独特の言葉遣いと世界観はやはり他に代わるものがないように思うわけで。
2020年8月22日
-
手のひらの京 (新潮文庫)
- 綿矢りさ
- 新潮社 / 2019年3月28日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
はんなりな長女、綾香と
閉塞感に苦しむ三女、凛は
京都らしいなと。
いけずと闘わずにいられない次女、羽依が、しとやかな古都京都のイメージを裏切るようでありながら、山椒的にぴりりと効いてて味わい深いですね。
2020年8月19日
-
出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと
- 花田菜々子
- 河出書房新社 / 2018年4月17日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
タイトルの出オチ感はあるけど、気負ったところがなくて親近感の湧く本。人生ドンづまり感のあった花田さんが段々変わっていく姿が爽快。
-
太陽の塔 (新潮文庫)
- 森見登美彦
- 新潮社 / 2006年6月1日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
男汁の染み込んだ四畳半生活が、阿呆らしくて滑稽で物悲しくて堪らんです。
2018年11月8日
空戦場面で細切れの言葉が連なるところとか、詩的で好き。飛行機と空の自由さと、飛行機を操縦するキルドレの地上での不自由さの対比が鮮やかで綺麗だと思う。
2018年11月8日
-
貴様いつまで女子でいるつもりだ問題 (幻冬舎文庫)
- ジェーン・スー
- 幻冬舎 / 2016年4月12日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
バリバリ働いている女性らしい力強さや茶目っ気と、ちょっとおセンチで気弱な部分のバランスが好き。「東京生まれ東京育ちが地方出身者から授かる恩恵と浴びる毒」の話には大共感。
2018年11月8日
他人事とは思えない。ちょっと自分をよく見せようとしたり、泥臭い部分を隠したりしちゃうもの。そういう部分を暴かれるたびにひやっとしてしまう。
2018年11月8日
-
わたしのマトカ (幻冬舎文庫)
- 片桐はいり
- 幻冬舎 / 2010年2月1日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
片桐はいりさんの優しさがぎゅっと詰まってる。読みながらほっこりした気分になりました。
2018年11月8日
-
精霊の守り人 (偕成社ワンダーランド)
- 上橋菜穂子
- 偕成社 / 1996年7月11日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
私の人生に多大な影響を与えた本。
子供の頃は、無敵のバルサに憧れたり、異世界にワクワクしながら読んでたと思う。今読んでなお良いなと思うのは、たくさんの考え、価値観、民族、文化が共存していて、一義的に善悪や白黒をつけない多彩な世界観。
2018年11月8日