道尾君は「自分の本に出てくる登場人物は全部大好きだ。」と言っていたけど、許せる部分と許せない部分、見える部分と見えない部分を上手く絡ませて人物設定をしていると思った。
スノードームの存在が奥深い。自分の殻にこもるのも、日本人だからと思うのも、世界が一つだと感じるのもスノードームの中にいる私。結びの傘もいいなぁ。傘って、何かを守るという感じがする。道尾君は本当は優しい人なのかもしれない。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2011年6月30日
- 読了日 : 2011年6月29日
- 本棚登録日 : 2011年6月30日
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