異世界に召喚され、元の世界に帰るために一生懸命勇者を頑張っている蛍斗。
魔王との戦いの最中に現実世界に戻されたものの、帰りたかった蛍斗は大学生を満喫しようとしていたが、そこで会ったのは同じように現実世界に戻されていた魔王の牧野だった。
牧野は魔王だった事実を知っている蛍斗は警戒しながら観察していたが、牧野は人望もありイケメンで節操が無かった。もう自分は勇者では無いし関係ないと思いつつ気になり始め…。
現実世界と異世界が混在してる扉絵とか表紙が好きです。
勇者と魔王の姿でリュックしょってるとか、トートバッグ持ってるのとか面白かった。
蛍斗の性質はまさに勇者に相応しい感じで、本人は自分の性格が嫌そうでしたけど、好ましかったです。牧野もそんなところに惹かれたのかな?
一生懸命さが可愛くてついつい構いたくなるような癒し担当の勇者様です。最近は攻め様が気に入ることが多かったですけど、この蛍斗くんは本当に健気で一生懸命で可愛い。
魔王の牧野は理由があってまだ異世界に居たかったけど、その理由がイケメンで何とも大人でした。しかし、魔王にかけられた呪いが現実世界でも効いてるって嫌だなぁ。でも年齢が蛍斗の1個上って本当かな?精神年齢高すぎない?
魔族と人間の考え方の違いとか対応の違いとか、別のことなのにちょっと考えてしまう作品でした。
描き下ろしは牧野が蛍斗に尽くしたり振り回されているのが、振り回してる蛍斗も含めて可愛くて愛おしくてニヤニヤしちゃいました。2人とも初々しすぎる。牧野が慌てるとかレアすぎる。
読書状況:読み終わった
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売却
- 感想投稿日 : 2022年10月10日
- 読了日 : 2022年10月10日
- 本棚登録日 : 2022年9月20日
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