建武の新政が始まったものの後醍醐天皇の統治能力は低く、武家を軽んじたために段々と人心が離れて行く。
その中で阿野廉子の『息子全員を天皇に』と言う野望、護良親王と足利尊氏の対立が激化し、護良親王は阿野廉子と足利尊氏の企みに嵌り自滅。
後醍醐天皇を諌めていた忠臣、万里小路藤房も出家をしてしまう始末。
それにしても菊夜叉のしぶとさ、阿野廉子の欲と言った女性の怖さをこの巻でも感じました。違う意味で新田義貞を腑抜けにした勾当内侍も凄いのかも…。と言うより新田義貞が情けなさ過ぎです。
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- 感想投稿日 : 2012年10月19日
- 読了日 : 2012年10月19日
- 本棚登録日 : 2012年10月19日
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