1951年、ディジョン大聖堂前で聖職者の同意の下で火あぶりにされたサンタクロース。
なぜ聖職者はサンタクロースを危険視したのかをサンタクロースの背後に潜むキリスト教以前の信仰、儀礼から考察する本でした。
本の前半はレヴィ=ストロース 、後半は翻訳者による解説。
大人と子供、霊の世界を『贈与』を通して考えることはアメリカ的商業重視のクリスマスプレゼントとは違う捉え方で新鮮で奥深かったです。
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- 感想投稿日 : 2019年4月4日
- 読了日 : 2019年4月4日
- 本棚登録日 : 2019年4月4日
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