高丘親王航海記 (文春文庫)

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本棚登録 : 1087
レビュー : 136
著者 :
上印食/真さん 澁澤龍彦   読み終わった 

澁澤氏の遺作。
小説の中ではこの作品が一番好き。
過去と現在が時折入り混じり、夢現の中を静かに歩いている感覚になる。
氏が病床で書き上げたと言うこともあり、親王と氏の死へのゆったりとした道のりが重なるようで無性に悲しくなる時もありますがとても綺麗な瑠璃玉のような本だと思う。
親王の『プラスチックのように薄くて軽い骨』と言う記述が何故かとても心に残る。

レビュー投稿日
2010年5月20日
読了日
2010年5月20日
本棚登録日
2010年5月20日
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