山本五十六(下) (新潮文庫)

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本棚登録 : 422
レビュー : 36
著者 :
anduさん 歴史小説   読み終わった 

山本戦死後の記載が半藤のものと比べ、充実していた。開戦の日の述志より、
名を惜しみ、己を潔くせむ私心ありてはこの大任は成し遂げ得まじ。
リーダーたるもの、自分の名を惜しむ気持ちがちょっとでも出たらいけない、批判はいつでも結果論である。草鹿の言葉でつないでいる。

全体を通じ、著者の客観的であろうというスタンスが伝わってくる内容だった。引用書簡なども多い。ただ、家族から名誉毀損の訴訟を抱えるなど、事実をありのままに記載しようとすることによる弊害も生じ得るのは、近現代の人物の伝記作品ならではの宿命であろうか。

レビュー投稿日
2012年5月6日
読了日
2012年5月5日
本棚登録日
2012年2月26日
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