10年以上前に描かれたミステリー。原子力発電所のデータ捏造、活断層の存在、東京電力の腐敗(小説上では関東電力)といった、ここ数年で話題になったことが次々にでてきます。ここに、25年前に別れた女性や、存在もしらなかった息子の存在。覚せい剤にスーパーコンピュータが絡んでくる、これで面白くないわけがないというような小説。作者のストーリーテラーとしての能力の高さが光ります。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2013年10月3日
- 読了日 : 2013年10月3日
- 本棚登録日 : 2013年10月3日
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