ミステリー専門家がミステリーを分析、ただし、ネタバレを恐れて中途半端な展開になってしまっているのは、ある意味仕方がないとはいえ残念。
追記:2020年8月28日
既読を忘れて再読。
本書の構成は3部からなる。「黄色い部屋はいかに改装されたか?」は本格推理小説の3原則(発端の怪奇性、中段のサスペンス、解決の意外な合理性)などテキストとしても面白く読める。「私の推理小説作法」は具体的な事例を提示しているのでわかりやすい。「論争」は特に、佐野洋「推理日記」との名探偵論争を収録。ってことで、星1つ評価を上げます。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年7月26日
- 読了日 : 2017年7月26日
- 本棚登録日 : 2017年7月26日
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