Shiver (Wolves of Mercy Falls)

著者 :
  • Scholastic Paperbacks (2010年6月1日発売)
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本棚登録 : 12
感想 : 4
5

とっても詩的だと思いました。詩はいろいろな本で出てきますね。英語学習者はどうしてもそこがむずかしいのではと思います。短文なので、意味も取りにくいし、いろいろな意味を含んでいる。それがわかるようになれば一人前になれるような気がします。

私に詩的なこころはそんなにないと思うんですが、英語の詩は教養でかじった程度というか、ほとんど読んだことがないというか。でも雰囲気は感じられたと思います。主人公が詩集を買って読んだとこでもぐっときました。

これは一応ヤングアダルトパラノーマルで、warewolfのお話ですが、言われている通りtwilgitとは全く違いました。これは本当にピュアな初恋の本。胸がキュウウウウンとなります。淡々と時と温度とナレーションが入れ替わりお話が進んでいくんですが、「次がどうなるかわくわくする~!」というよりは「ああ、悲しい終わり方しないでよね。お願い。」といった感情移入をするような類です。せつないです。途中車で鹿を轢いて立ち往生してしまうシーンがあって、そこが一つのクライマックスなんですが、おもわず切なさで涙しました。

恋した相手がたまたま狼男だったら?という設定で、二人の間にそれが障壁となって立ちはだかるのですが、相手が人間であろうと、狼男であろうと、なんであろうと「恋する気持ち」はピュアで永遠のようだということをいうことを強く押し出しているなと感じました。

透明感のある一冊。アメリカの森に囲まれたchillyな場所に行きたくなりました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2011年6月12日
読了日 : 2011年6月12日
本棚登録日 : 2011年5月29日

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