論語を現代日本語の生きた文脈に始めて蘇生させたこの稀代の名著(谷沢永一)
第三部「訳解篇」が『論語』全四九九章を始めて現代の生きている日本語に置き換えた、眼を見張るエスプリ充満の斬新なフキカエの名人芸。(谷沢永一『読書人の悦楽』250頁)
谷沢の論語は、宮崎市定の『論語の新研究』を讃美し、これに全面的に依拠している。・・・以上のような、学業と余技がくっついたようなクセのある『論語』が宮崎市定の『論語の新研究』なのである。(呉智英『読書家の新技術』066・070頁)
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カテゴリ:
古典・国文学
- 感想投稿日 : 2011年9月8日
- 本棚登録日 : 2011年9月8日
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