ステイホームの密室殺人 2 コロナ時代のミステリー小説アンソロジー (星海社FICTIONS)
- 講談社 (2020年9月17日発売)
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感想 : 18件
コロナ禍ステイホームが推奨される中発売された、新しい生活様式の日常が舞台の密室殺人アンソロジー、第2巻。
コロナ時代ならではのミステリを、という事で発売された書下ろしミステリアンソロジー。
時代を反映した事件や動機に心を痛めたりあの閉塞感を思い出したり。
個々の作品では、柴田勝家さんの「すていほぉ~む殺人事件」がキャラミステリとして面白かったです。この「すていほぉ~む殺人事件」を1話とした、「メイド喫茶専門の探偵」の小説も出ているみたいですね。そちらもいつか読んでみたい。
編集注として、実在するメイド喫茶とは関係ない~みたいな一文が入っていたのは少し笑ってしまいました。メイド喫茶がらみの事件もあったり、タイトルが秋葉原の有名メイド喫茶を彷彿とさせるから……。
若干読む時期を外している気もしますが、コロナ禍も多少落ち着いてきた今時期に読むことによって、心をしずめて純粋に物語を楽しむ事が出来るという……。臨場感的には数年前に読んだ方が良かったのかもしれませんが、メンタルやられそうだったので。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
アンソロジー
- 感想投稿日 : 2023年3月30日
- 読了日 : 2023年3月30日
- 本棚登録日 : 2023年3月30日
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