二千七百の夏と冬 (上) (双葉文庫)

  • 双葉社 (2017年6月15日発売)
3.65
  • (31)
  • (69)
  • (63)
  • (12)
  • (2)
本棚登録 : 813
感想 : 53
3

久々の荻原作品。

現代と縄文時代の話を交互に織り交ぜて、物語は進みます。
縄文時代の小説を読むのは初めてで、作者がつくった造語に慣れるのに少し時間がかかりましたが、そこをクリアしてからは一気に読むスピードが上がりました。

まず縄文人の狩。躍動感があって、一緒に狩に同行している気分になりました。ハラハラする。
現代人より確実に知恵があるだろうし、限りなく神さまと近い場所で生きていたんだろうな、と想像する。

現代と縄文時代がどうリンクするのか、下巻が楽しみです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 荻原 浩
感想投稿日 : 2017年11月19日
読了日 : 2017年11月19日
本棚登録日 : 2017年11月19日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする