中学生の頃、コバルト文庫でシリーズ全巻持っていた。
新井素子さん、久美沙織さん、氷室冴子さん。
このお三方の本で、当時の私が出来ていたと言ってもいいくらい。
あれからもう、随分経ったなぁ。
まぁとにかく懐かしい!
でも、あれ?!こんな感じだった?とも思う。
独特の口語な文体に今の私は馴染めるだろうか、話の流れは覚えているだろうか。
その辺は全く問題無く・・・むしろ読みやすかった。
確かに時代を感じさせる箇所は、ちょいちょいある。
でもそれすらも「懐かしい」の一言に尽きるし、ストーリーも読み始めると、あ、私この先知ってる!と、わくわくしながら楽しく読めた。
シリーズの序章にあたる本なので、この本だけではまだこのシリーズの面白さはわかりにくいと思う。
私のように、昔読んでた世代が懐かしいと楽しむのも良いけれど、初見の人も是非、シリーズ全巻読み進めて欲しいな、と思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
Books
- 感想投稿日 : 2016年11月10日
- 読了日 : 2016年11月10日
- 本棚登録日 : 2016年11月10日
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