PLAY プレイ

著者 :
  • 朝日新聞社 (2004年9月17日発売)
3.17
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本棚登録 : 53
感想 : 15
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連作ミステリとしてあるけれど、ミステリテイストのホラーといった印象。タイトルどおり、遊び心に満ちてるなあ、という気がしてかなり好み。さらに現代社会の病理といったものも絡めてあって、その危うさがもうたまらない。「危険な遊び」ほど魅力的なんだよねえ……。
「黄昏時に鬼たちは」が一番好きかな。最もミステリ的だし、「やられた!」という思いが一番強かった。それに「隠れ鬼=かくれんぼ」ってポピュラーな遊びのはずなのに最近はできないよねえ、てので妙な懐かしさと楽しさを感じながら読めた部分もあるし。
「蛇と梯子」も雰囲気が魅力的。こちらはかなりホラー。ボードゲームの図まできちんと載ってるのは良いぞ。だけどこんなゲームはやりたくないなあ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ホラーミステリ
感想投稿日 : 2010年1月29日
読了日 : 2010年1月29日
本棚登録日 : 2010年1月29日

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