望み

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本棚登録 : 1241
レビュー : 214
著者 :
ao-nekoさん サスペンス   読み終わった 

自分の息子が殺人犯、もしくは殺人の被害者かもしれない、という事態に巻き込まれた家族の姿を描くサスペンス。どちらに転んでも最悪の事態には間違いなのだけれど。果たしてどちらがましなのでしょうか。
自分や家族の未来を思い、息子が被害者であることを望む父親。たとえ殺人犯でもいいから生きていてほしいと望む母親。どちらが正しいだなんて言えるはずもなく、ひたすら苦しい物語でした。真相はどちらなのかもとにかく気になって、読む手が止まりません。
もちろん結末は言えませんが。幸せな結末であるはずはなく。それでも、どこかしらに救いは残されているような印象でした。だからひたすらつらくて苦しい物語だけれど、嫌な作品という気はしません。
でもきっと、同年代の子供を持つ人が読めばさらに苦しいだろうなあ……。

レビュー投稿日
2016年12月8日
読了日
2016年12月8日
本棚登録日
2016年12月8日
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