お隣さんが殺し屋さん (角川文庫)

  • KADOKAWA (2017年11月25日発売)
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本棚登録 : 779
感想 : 98
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コミカルな読み心地のミステリ。天然で世間知らずに思える女学生・美菜と、一見強面で硬派な雄也。アパートの隣同士で、お互い好意を抱いてほのぼのとしたラブロマンス風になるのだけれど。タイトル通り、お隣さんは殺し屋さんだったのです、と(笑)。さあどうなる。
伝説の殺し屋とされる「ビッグ」の凄腕っぷりもさながら、実生活での雄也の抜けっぷりもなんとも微笑ましくって仕方がありません。結構物騒な話なのにとてつもなくほのぼのしちゃって笑いもたっぷりなんだけれど、これでいいんでしょうか、と思ってたら。
……やられたっ! 予想外の展開もさながら、そこまでに張り巡らされた伏線の緻密さに驚愕しました。うわー、あれもこれも全部伏線!!! 全然気づかなかった! 読み返したくなってしまいます。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリ
感想投稿日 : 2018年9月16日
読了日 : 2018年9月16日
本棚登録日 : 2018年9月16日

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