女警

  • KADOKAWA (2018年12月27日発売)
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感想 : 18

交番で起こった、若い女性警察官による上官射殺事件。警察にとってあまりに大打撃なその事件の真相と、その対処を巡って裏で繰り広げられる謀略を解き明かすミステリ。
警察が男社会であるというのはそうだと思うし、女性の社会進出も重要ではあると思いますが。なんだか違和感を覚えざるを得ない気が。男女同権とはいえ、それぞれの特性や能力差はあると思うんですよね。もちろん個人差もあるので一概には言えないけれど。しかしあからさまな女性差別がまかり通ってるという旧弊な体制は、今の時代どうにかすべきだよなあ。
しかし、事件の真相はともかく。裏での「政治」に愕然。権力争いの椅子取りゲームとか足の引っ張り合いとかが低レベルすぎ。嫌だなあ、こんなのが現実だったら、ってのがひどく恐ろしく思えました。上層部って「偉い人」のはずなのにねえ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリ
感想投稿日 : 2019年3月7日
読了日 : 2019年3月7日
本棚登録日 : 2019年3月7日

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