「蝶の墓」と「ヘビおばさん」収録。
「ヘビおばさん」の時はまだそれほど絵が怖くない気がして、あまり怖がらずに読めるかな、と思いました。その認識は甘かったか……やっぱり怖いわ。真相がそっちだったというのもまた怖い。
「蝶の墓」、良いなあ。なぜ少女が異様に蝶を恐れるのか、という謎解き部分にぐっと惹かれます。蛇だの蜘蛛だのに比べると、恐怖の対象としては蝶の方が謎めいているし。何より読者は見ていても怖くないし(笑)。どんどん彼女が追い詰められていくサスペンスも見事だし、恐れていた蝶の正体もミステリ的でとても素敵でした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
コミック
- 感想投稿日 : 2021年11月30日
- 読了日 : 2021年11月30日
- 本棚登録日 : 2021年11月30日
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