バミューダ海域の摩天楼 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社 (2011年4月7日発売)
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本棚登録 : 48
感想 : 10

短編……というより中編集。「バミューダ海域のドラゴン」と「熱波の摩天楼」収録。
探偵キャラがなんと13歳の天才少年・Drショーイン。天才なんだけど、歳相応の子供っぽさもたまに見受けられて、なかなかのキャラ立ちです。だけどそれよりも全体的な薀蓄話がすごいー。科学があまり得意でないと、ちょっととっつきにくい印象がありましたが。頑張って読んで損はない!
かの有名なバミューダ・トライアングルってそういうものだったのか~。そしてそこに現れたドラゴンの正体。いやいやびっくり。そして二編とも、環境破壊だの新型病原菌だの、現実に問題になっている事象が取り上げられているので。こういうことが起こりえないとは言えるはずもなく。少し恐ろしく思えました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリ
感想投稿日 : 2011年6月23日
読了日 : 2011年6月23日
本棚登録日 : 2011年6月23日

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