コミカルな妖怪時代ミステリ、とでも言えばいいのか。面白くさらっと読めちゃう一冊。妖がばかばか登場して、当然事件もそれ絡み。「こんなのあり?」と思わないでもないけれど、妖が登場するのは前提だしね。それを踏まえた謎の提起もきちんとされてるので、ばっちしミステリでしょう。
キャラクターも好感が持てる。とことん病弱で甘やかされまくってる「若だんな」は一見頼りなさそうなのに、実はすごくかっこ良いし。登場する数々の妖も魅力的。しかし一方で「尋常ならざる力を持っている」はずの犬神と白沢は本当に強いのかが非常に疑問(笑)。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
時代物
- 感想投稿日 : 2010年1月24日
- 読了日 : 2010年1月24日
- 本棚登録日 : 2010年1月24日
みんなの感想をみる
コメント 1件
猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2012/11/02