「饗宴」と併せて読むとけっこう面白いかな。内容に直接の繋がりがあるというわけではないのだけど、だいたい同時代?のギリシアの物語だし。しかしこれを読むと、ものすごくパルテノン神殿を見に行きたくなるのは私だけではあるまい。
個人的に一番気に入った物語は「巫女」。デルポイの神託といえば有名だけど、なるほどそういう裏があったのか、という気もする。いやいや、案外事実はこうだったりしてなあ。神託の真実・巫女アリストニケの智謀はあまりに見事。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリ
- 感想投稿日 : 2010年1月29日
- 読了日 : 2010年1月29日
- 本棚登録日 : 2010年1月29日
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