パルテノン: アクロポリスを巡る三つの物語

著者 :
  • 実業之日本社 (2004年7月1日発売)
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本棚登録 : 51
感想 : 7

「饗宴」と併せて読むとけっこう面白いかな。内容に直接の繋がりがあるというわけではないのだけど、だいたい同時代?のギリシアの物語だし。しかしこれを読むと、ものすごくパルテノン神殿を見に行きたくなるのは私だけではあるまい。
個人的に一番気に入った物語は「巫女」。デルポイの神託といえば有名だけど、なるほどそういう裏があったのか、という気もする。いやいや、案外事実はこうだったりしてなあ。神託の真実・巫女アリストニケの智謀はあまりに見事。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリ
感想投稿日 : 2010年1月29日
読了日 : 2010年1月29日
本棚登録日 : 2010年1月29日

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