これぞ怪奇小説っ! といった感あり。こういった本格的な百物語をしたいような、したくないような。鏡に魔除けの刀はともかく、青い服装でやるってのは知らなかったなあ。これだけは地でいけるぞ(笑)。
「水」というのは、たしかに怖いイメージがある。井戸とか沼とか、なにか澱んだものが溜まっていそうだし。一方「泉」だと、同じ水でも爽やかなイメージがあったのだけど、それでも「水」であることに変わりはなく。とことん「水」がらみで、「水」が怖くなる一冊。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ホラー
- 感想投稿日 : 2009年12月31日
- 読了日 : 2009年12月31日
- 本棚登録日 : 2009年12月31日
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